内容説明
日本最強の捜査機関・検察庁。だが裏では組織的な公金横領の疑惑が! 平成14年、その問題をテレビで告発しようとしてた当時の大阪高検公安部長は突然、身内である大阪地検特捜部に逮捕される。それも、誰もが首をかしげる微罪で。併せて「悪徳検事であった」という“検察リーク”で口封じが…。著者(平成22年1月、刑期満了)が係争中に、その手口と顛末を赤裸々に告発し、法務省、検察庁を震撼させた問題の書。
目次
前代未聞の口封じ逮捕
私の経歴
検察「裏ガネ作り」の実態
告発を決意した理由
クロをシロにした検察の大罪
異常な取り調べ
検察側の裁判戦術
初公判での闘い
幻の犯罪事実
私の「不徳の致すところ」
マスコミは正義の味方か
独居房で迎えた正月
暴かれた「謀略」の構図
崩れた検察側のシナリオ
「三井手記」の背景