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内容説明
戦国動乱の筋書きは、力強い個性がつくりあげた!豪勢な旅から一転、本能寺に散った織田信長。判断力と勇気と幸運を兼ね備えた豊臣秀吉。咄嗟の判断で天下を勝ち取った徳川家康……。力と力のぶつかり合いで覇権が争われていた時代、この国には時代を揺るがし、あるいは時代に翻弄された男たちがいた。本書はそんな戦国動乱の時代を創り上げた歴史の主役たちと、茶人、宣教師、僧侶など日本史を彩った脇役たち計100人の人間模様を、時代順に紹介した一冊。強いものだけが生き残った“群雄割拠の時代”。信長によって切り開かれた“新しい合戦の時代”。二人目の天才・秀吉による“猿の時代”。男たちが関ヶ原に集い争った“天下分け目のとき”。そして、頂点まで上り詰めた徳川家康という“天下人の登場”。時代の流れに沿って一人一人のエピソードをよみ進むことで、戦国から江戸にかけての歴史の大きな輪郭を浮かび上がらせた、戦国人物事典の決定版!
目次
第1章 群雄割拠の時代(北条早雲―目的のためには手段を選ばない「戦国のさきがけ」 毛利元就―知略を最強の武器とした戦国武将 ほか)<br/>第2章 新しい合戦の時代(武田勝頼―滅亡の坂を転落した信玄の息子 織田信長―豪勢な旅から本能寺の変へ ほか)<br/>第3章 猿の時代(豊臣秀吉―判断力と勇気、知恵、周到な計画と幸運に恵まれた男 蜂須賀小六―義侠心にあつい豪勇 ほか)<br/>第4章 天下分け目のとき(石田三成―関ヶ原でも秀吉への「義」を貫いた男 小早川秀秋―この男の「弱気」から徳川幕府は生まれた ほか)<br/>第5章 天下人の登場(徳川家康―天下を分けた「伊賀越え」の判断 本多忠勝―生涯持ち続けた武士の心得 ほか)