新潮新書<br> 不倫のリーガル・レッスン

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新潮新書
不倫のリーガル・レッスン

  • 著者名:日野いつみ【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2011/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106100086

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内容説明

その不倫、続けますか、それとも止めますか? ワイドショーやドラマの中のみならず、今や日常の出来事として身近にも存在する不倫。でもその甘美な誘惑の裏側にはもろもろのリスクが転がっています。別居、離婚、慰謝料、ストーカー、認知、失職、恐喝……。いかに対応すればよいのか、若手女性弁護士が一問一答形式で答えます。――あなた、それでも不倫しますか?

目次

第1章 不倫と法
第2章 不倫のリスクマネジメント
第3章 不倫、許すまじ
第4章 離婚に至る不倫
第5章 不倫の恋の戦後処理
第6章 不倫が「日常」になるとき
第7章 不倫相手と添い遂げる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

loro

3
不倫をした人の経験談なら読んだ事があるけど、法的な視点からの切り口は新鮮だった。色々と考えさせられるものも多かったし、独特のドライさが小気味よくて大変面白かった。2014/11/08

たけ

2
不倫に関する法的リスクを淡々と解説している本。何をもって不当なのか?そして様々な不倫パターンから起こりうる裁判、代償を解説している。気持ちもところどころ汲みつつも、法的目線からの解説は客観的で面白かった。結論「それでも不倫をやりますか?」が良い警笛となって広まればいいんじゃないかな。2016/05/01

絵具巻

2
リサイクル本。2015/07/07

壱萬参仟縁

2
各章にまとめがついているので、読者はここから読み、必要なことが書いてあれば、ちゃんとその読めばいいような構成。単純明快な本だと思う。不倫は不法行為なので、相手には賠償責任が生じる。で、この一夫一妻制の日本社会は、イエの論理で成り立っており、家族主義を重視する伝統がある。今、非正規雇用者が自分の経済生活だけでも怪しくなっており、財政学から救済策を提起されているが、法学の視座からも、相手を傷つけ、幸せを奪ってしまう不倫。自分の家族も、みな不幸にしてしまう。お互いの不幸をなくす方法を確立したいものだ。2012/06/17

ず〜みん

2
『どこからが不倫なの?』これがわからず多くは慰謝料とか、離婚とか甚大な被害を自身にも、他人にも及ぼしてしまう。道徳と法の乖離はよくあるが、不倫もその最たるものの1つかもしれない。この本は不倫のすすめではなく、道徳と法の距離感を知ることができる一冊。法は最後の砦と言われるけれど、全てを守る鉄壁の壁ではないし、でも、簡単に壊れるプラスチックのざるでもない。正しく知って自分なりの強固な砦を作れるようになるべきだ、と言いたいのかなぁ?2011/10/01

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