知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

  • ISBN:9784492521366

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内容説明

知識経営理論の第一人者による「知の方法論」の書き下ろし。ナレッジワーカーとしての個人が知識創造の本質的理解を深めるための、知の作法を論じる。
【主な内容】
序 知の方法を身にまとう/1 新たな経営の知/2 ナレッジワーカーの時代/第1部 知の方法論の原点/1 哲学にみる知識創造の知/2 知識創造理論で見た知の型/3 知識創造プロセスと弁証法のダイナミズム/第2部 社会科学にみる知識創造の知/1 科学の知の方法論の意味合いとその変遷/2 社会学の知のアプローチ:構造・行為・意味・統合/3 潜在的メカニズムの発見へ/4 新たな経営の知に向けて:綜合の知/第3部 「コンセプト」の方法論/1 コンセプトとは何か/2 「観察」の方法論:アイデアの源泉としての経験/3 「概念化」の方法論:意味の発見と形成/4 「モデル化(理論化)」の方法論/5 「実践化」の方法論/6 日常的行為へ/第4部 経営と知の方法/1 企業の知の型(組織的知識創造)/2 ナレッジ・リーダーシップ

目次

序 知の方法を身にまとう(新たな経営の知 ナレッジワーカーの時代)
第1部 知の方法論の原点(哲学にみる知識創造の知 知識創造理論で見た哲学の知の型 ほか)
第2部 社会科学にみる知識創造の知(科学の知の方法論の意味合いとその変遷 社会学の知のアプローチ―構造・行為・意味・統合 ほか)
第3部 「コンセプト」の方法論(コンセプトとは何か 「観察」の方法論―アイデアの源泉としての経験 ほか)
第4部 経営と知の方法(企業の知の型(組織的知識創造)
ナレッジ・リーダーシップ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
野中さんの暗黙知ということでいくつか本を読んでいますが、どのようにその知識を身に着けていくかが一番ポイントになると思われます。ここにはかなり昔の時代からの例などを出していて、様々な哲学者などの考え方も参考にできます。図解も豊富でわかりやすいのですがこれらの本を読んでもいつも忘れてしまっている自分がいます。2016/04/08

ボル

19
野中郁次郎氏・紺野登氏が提唱する知の方法論をまとめた書です。経済・経営・社会学・哲学などなど・・・p14あたりに日本人の管理職が考えていることをまとめるように言うとA4用紙2~3枚程度で終わってしまう。それが海外なら、哲学的な思考があるので、一冊の本になるほど深い思考のもと、根を張った考え方があると。これが日本人と西欧人などの差だと。様々な知識をアウトプットした思考を今からでも遅くはないので、熱く語れるぐらい持っていたいと切に願ってます。書かれている内容は深い。何回も見直していきたい。2020/02/02

vinlandmbit

11
別書「知識創造企業」の概念の下、過去の哲学者達や経済学者の哲学・思想を挙げながら知識創造手法について深めていく一冊。2015/12/31

ろぶくん

7
「知識創造とは何か?」その方法論をまとめたものが本書。何の予備知識もなくやるのは無謀だ。では何を参考にするのが良いのか。それは哲学者であり社会科学者である。なので前半はかなり難しい。なんとか読み切ったが、全部理解できたかといえば怪しいので、また再読したい。2019/02/19

くすりん

7
再読必須本。哲学や社会学、人文科学を勉強しなきゃと感じた。なんかの本でも書いてたが「考えるとは」まさに哲学。ただし、論理だけに走らない、直感的なものも大事に。知を求めた先は、「真、善、美」と説く。金では無く、人の為となるモノ・コトを求めよという事か。藤沢武夫氏も経営は、アートと言ってたし。特に重要と、感じたのは、知識創造の一つであるコンセプトを作ることの重要性。苦手なんだなぁ〜、コンセプトって。だから再読必須。てか、買おう。2018/02/20

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