鉄腕アトム55の謎

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鉄腕アトム55の謎

  • 著者名:布施英利
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • NHK出版(2012/08発売)
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  • ISBN:9784140880616

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内容説明

空想未来マンガとして一世を風靡した手塚治虫のマンガ『鉄腕アトム』。2003年4月7日はロボット「アトム」の誕生日だった。手塚治虫が描いた世界に、はたして時代は追いついたのか。原作漫画を丹念に読み解きながら、ロボット技術をはじめとする科学文明の現状を検証、手塚治虫が描いた「未来」を分析する。

目次

アトムは、地球人でも宇宙人でもない?―「アトム大使の巻」
アトムの「親」は、いったい誰?―「気体人間の巻」
ロボットと人間、悪いのはどっち?―「フランケンシュタインの巻」
アトムのパワーは原爆クラス?―「赤いネコの巻」
アトムは一晩で三千キロも旅できるって、ホント?―「海蛇島の巻」
アトムの心は、氷のように冷たいのか?―「火星探検の巻」
コバルトは、アトムそっくりのクローンか?―「コバルトの巻」
アトムのどこが「人間以上」なのか?―「人工衛星SOSの巻」
マンガと政治、どっちが大事?―「ZZZ総統の巻」
ロボット芸術展覧会のグランプリは誰か?―「電光人間の巻」〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

7
著者は昭和35年生れ、昭和43年に連載終了の『アトム』を評論する適材とは思えない。「アニメは無視」宣言し、38年=放送開始以前の54話を解説するが、抑『全集』をテクストにして連載時の雰囲気を無視している。作意に無関係な閑談に過ぎない。中島梓など先行する評論も参照した形跡ない。アトムは“ロボットと人間の対立”という図式で、民族差別人種差別を扱ったというのが自伝『ぼくは漫画家』などにある。ロボット達はイジメ受けたり、国境越えを禁じられる差別を受け、何度も集団出国して“自分の国”を作ろうとするが、彼は無視する…2015/12/14

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