豊郷小学校は今 校舎保存にかける住民の願い

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豊郷小学校は今 校舎保存にかける住民の願い

  • ISBN:9784883251001

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内容説明

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豊郷小学校は昭和12年、近江商人・古川鉄治郎の寄付により建てられた。設計はヴォーリズ、施工は竹中工務店で、工費は大阪城建設に匹敵するという立派な白亜の学校である。
ところが町長は地震に耐えられないという理由で解体・新築に取りかかろうとしている。
改築は誰が望んだのか? 問題の発端から、校舎の保存・再生、そして町長解職のための住民運動に至る経緯を、関係者の手紙や要望書などを交えて記録。

目次

「壊す文化」の再考を
白亜の殿堂「豊郷小学校」
豊郷小学校の文化財としての評価
地域の誇り豊郷小学校
新築を進める町長の計画
校舎建設の理念を忘れた豊郷町
立ち上がった住民―「豊郷小学校の歴史と未来を考える会」が発足
町当局の姿勢を問う
「文化的価値はわからない」という町長
高まる校舎保存・再生の声〔ほか〕