内容説明
クラシック音楽といっても、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンがすべてではない。中世のマショー、ルネサンスのジョスカンから20世紀のメシアン、武満徹まで、大作曲家の名曲を味わい尽くす。週に一曲の割合で聴いていくと、一年で豊饒な世界を概観するCDコレクションが完成。読むと必ず聴きたくなるクラシックの案内書。
目次
第1部 ヨーロッパ音楽の歴史(中世の音楽1(五・六世紀?一一五〇)
中世の音楽2(一一五〇?一三〇〇)
中世の音楽3(一三〇〇?一四五〇)
ルネサンスの音楽(一四五〇?一六〇〇) ほか)
第2部 一年でクラシック通になるための52曲(バッハ『ブランデンブルク協奏曲』?バロック;バッハ『マタイ受難曲』?バロック;バッハ『六つのパルティータ』?バロック;ヘンデル『王宮の花火の音楽』?バロック ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinya
6
二部構成。一部がクラシック音楽の通史みたいなのがざっと書かれ二部に1週間に一曲ずつの紹介で52曲分の解説が載っている。一部に関して、文化史のひとつみたいなので、歴史とかの勉強が好きな人には向いてるかも。音楽鑑賞するとき手元に置いてると辞書のようにつかえるかも。2017/02/03
HoneyBear
4
最近はYouTubeなどで簡単にいろいろな演奏が楽しめるので、演奏者間の聴き比べが楽しみとなった。聴き比べをすると先入観がひっくり返ることがしばしば。他人が好きな演奏と自分が好きな演奏は違うという(当たり前の)発見が楽しい。このようなガイドブックが良いきっかけを与えてくれるので感謝。2013/12/31
へいがぁ
3
毎週1枚のCDを聞いて1年でクラシック通になろうという初心者向けガイドでした。 「週刊百科・パートワーク」系でもCDつきは隔週刊なのに、金額面ではハードルが高いように感じました。いくつか、気に入ったCDを試しに買ってみます。2015/01/06
こばちん
3
イマイチ面白くなかった。初心者向けではないな…。2014/10/03
Hiroki Nishizumi
3
一年かけるほど優雅な暮らししていないので一週間くらいで紹介曲を聴いてみた。自分の好みが明快に分かるようになったので良かった。でもこれで通というには少々おこがましいかも・・・2014/03/15