内容説明
『公爵に片思い』王宮付の庭師の娘セリーナは、一夜だけ親友のアンナ王女にドレスを借り、舞踏会に出席した。豪華絢爛さにとまどうばかりだったが、憧れのハリントン公爵にダンスを申し込まれ、誘われるがまま夢心地で夜をともにする。でも……彼とは住む世界があまりに違いすぎる。借り物のドレスをまとった私を、彼は令嬢と勘違いしているだけ。そう悟ったセリーナは翌朝公爵の前から姿を消すが、一夜の情熱の証はしっかりとその身にやどっていた……。『わたしだけの王子様』いつか王子様と結婚するのがマギーの幼いころからの夢だった。だが、現実は平凡なできごとの繰り返しだ。今は看護婦として働く彼女のもとに、ある大晦日の晩、けがをした男性が運び込まれてきた。そのハンサムな容貌、高貴な雰囲気に心を奪われたマギーは意識を失っている彼の唇に思わずキスしてしまう。やがて目を覚ました男性の言葉に、彼女は耳を疑った。「僕はデブン・レノー。ウィルシャー島の王子だ」
感想・レビュー
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akiyuki_1717
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公爵に片思い…あまりにベタ過ぎて良くもなく悪くもなくです。庭師の娘が公爵の娘と親友で、親戚のヒーローはヒロインを全く知らなかったのに、ヒーローの母親はヒロインを子供の頃から知っているというのも腑に落ちない感じがしました。わたしだけの王子様…王子は運び込まれた処置室で見知らぬ看護師にキスをされただけで何故恋に落ちたのか、あんまり理解できないまま、ヒーローの心は燃え上がり、ヒロインも26歳にして王子様ごっこは厳しかった。言葉遊びはいいけど、一週間も続けるのは気持ちが悪かった。ヒーローのボディーガード必要ないぞ2016/10/12
ちはや
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リンダ☆☆☆、ジョーン☆☆☆2003/07/10