写真叢書<br> 写真、時代に抗するもの

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写真叢書
写真、時代に抗するもの

  • 著者名:笠原美智子
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 青弓社(2014/03発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787271600

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内容説明

時代の奔流に写真家は何を視るのか? 戦争、飢饉、環境破壊、そして性差別……。日常に顕在する非対称の視線と対峙して、困難な社会状況から「いま」を切り取る写真家たちにそそぐ熱く静かなまなざし。現代を鋭く批評し、既存の価値観に異議を唱える写真論。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

I  風景論第1章 大きな流れに対する杭として──現代写真考第2章 発言する風景──クリティカル・ランドスケープ第3章 ティモシー・H・オサリヴァン──アメリカ風景写真の美学第4章 オキーフの風景II  日本の現代写真第5章 手探りのキッス──日本の現代写真第6章 森村泰昌──肖像(双子)第7章 ボーダー/ボーダレスIII  アメリカの写真第8章 アメリカン・パースペクティヴ/アメリカン・フォトグラフィ第9章 ジェイコブ・リース──作為なき写真家第10章 ポール・ストランド──静かなる反骨精神第11章 モホリ=ナジ──バウハウスとニュー・バウハウス第12章 アジェの眼、アボットの眼──モダン・ヴィジョン第13章 アンディ・ウォーホル──リピート、リピート、リピート第14章 アーヴィング・ペン──光と空間第15章 ルイス・フォア──再発見されたプライヴェート・ヴィジョン第16章 ジェームズ・ウェリング──解釈への拒絶と誘惑IV  身体論第17章 ラヴズ・ボディ──ヌード写真の近現代第18章 石内都──皮膚の記憶あとがき初出一覧