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内容説明
東京にある炎プロダクション。そこでは一人の漫画家が、命がけで作品に取り組んでいた。彼の名は、炎尾燃。希代の熱血漫画家である。そのかたわらで仕事をする大野暁子は、炎プロに入ったばかりの新人アシスタント。彼女が任された最初の仕事は、燃が描いた絵のバックに集中線を入れるというものだった。暁子は早速仕上げるが、それは燃のイメージとは大きく違っていた。一番大切な物を失った場面に値する集中線を教えるため、燃は暁子の大事なテレカを敢えて破壊する…!)
『月刊サンデーGX』掲載の『吼えろペン』の元祖となる作品が、新装されて再登場。1990~91年にかけて発表された作品で、主人公は炎尾燃で同じだが、炎プロのメンバーがちょっと違う。燃のスタンスも微妙に違い、毎回のページ数、作品のテーマなども『吼えろペン』とは異なる。だが、炎尾燃の熱血ぶりは当時も今も全開だ!マンガとマンガ家を愛する全ての人々にささげる珠玉の名作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
焼きそばん
12
アオイホノオを見て、無性に読みたくなりやっと見つけました。馬鹿馬鹿しいくらいにやたらと熱く、不条理極まりないけどなぜか引き込まれる島本先生の傑作?です。アイドルにあわせて欲しい話が特にくだらなくてすきです、2015/02/14
でーたべーす
5
熱過ぎだろw「全てのマンガ家がこうだと思ってもらいたい!」2013/08/25
kokekko
5
いつか読もうと思っていた漫画。「とにかく熱い」という前情報だけで取り付いてみたらほんとに と に か く 熱 か っ た 。主人公は月に五本の連載を抱える平凡な漫画家……のはずなのですが、彼の燃えるような生き様、次々に繰り出される名言(迷言?)、拳、アクションの数々に、爆笑するやら身につまされるやらでした。元気のない時に読んだら半強制的に元気になれそう。感情の触れ幅めいっぱいで楽しませてもらえます。「自分がどうしていーか分からんものを 作品の中で適当な決着をつけるな――!!!」 ごもっともです!!2010/09/26
ひかり
4
めっちゃ面白い🤣1話目から爆笑🤣続編ぽい吼えろペンも読もうっと2025/05/25
十二月の雀
4
あ、「吼えろペン」とは別物なのか。繋がってるとばかり思っていた。島本和彦の作品を読むと元気が出る。いや、元気を出さざるを得ないというか、無理矢理熱い気持ちにさせられる…。炎尾燃のフキダシがとにかくギザギザで、疲れた心を熱くさせる。おれ、頑張るよ島本…じゃなくて炎尾くん。2018/09/27