生活の質を高める思考術 - Q.O.L.

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生活の質を高める思考術 - Q.O.L.

  • ISBN:9784998074533
  • NDC分類:141.5

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内容説明

「これだ!」と思える素敵な生き方、考え方を、生活に組み込んで習慣とし、ついでに、いやなクセを解消することができたら、それこそが、生活の質(Quality of Life=クオーリティ・オブ・ライフ)の向上。それを、実行し持続するためのヒントを、ふんだんに提供してくれるのがこの本です。今の自分にピッタリと合うプランを、この本の中に見つけて、すぐに取り組んでみましょう。生活に、明るさと落ち着きが戻ってきます。原書が刊行された1929年と言えば、二つの世界大戦のはざま。しかも、経済恐慌のあらしの中とあって、欧米の人々は、群れの中に逃げ込んで自己を失っていました。先の見通しのつかない、不安に満ちた日々。そこへ出現した本書は、爆発的に広まり、アメリカでは、年間を通してベストセラーの一位を維持しました。二十世紀のアメリカを代表する哲学者・教育学者のジョン・デューイは、本書を「思考のための必需品」と認める小論を書き、さらに推薦文(「訳者のまえがき」に訳文を収録)を書いて本書を推奨しました。いまの人々に必要な、精神の自立と予見の力を教えるのはこの本だ、と確信したのです。本書が興味ぶかく語る、欧米各国の教育事情や国民性の比較は、七十年後の今も、なまなましい現実感を失っていません。世界が、またも、重苦しい雲に被われている今、われわれは、この本を通して過去を思い起こし、それに重ねて現在を考える必要があります。そこで、訳者は、ディムネの心をくみながら、現代日本人を、ディムネ風に考察する三章を書いて巻末に添えています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paluko

8
原書の初版は1928年で以来数年間アメリカのベストセラー(ノンフィクション部門)でベストテンに名を連ねたという。日本でも何度か翻訳紹介されているみたい。ディムネが論評しているフランス・アメリカの教育などについてところどころ詳しい訳註が付されてるのは参考になる。一方で、カタカナと体言止めが多用されていることで著者がやや「意地悪じいさん」っぽいキャラに感じられてしまうのは残念。ビジネスに役立つ…というレベルではなく、もっと深いところで「本当にものをよく考え、人生の満足度を上げるには何をすべきか」を説く。2023/11/06

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