内容説明
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「泡鳴三部作」最後の畢生の大作、決定版。『岩野泡鳴』『岩野泡鳴の時代』につくせなかった一層、精緻な伝記研究を軸として、等身大の泡鳴を究明。
目次
第1部 伝記(故郷淡路と泡鳴
青春の遍歴
詩人の出発 ほか)
第2部 研究と批評(「泡鳴五部作」の世界
理論と実作とのあいだ-「耽溺」をめぐって
『毒薬を飲む女』について ほか)
第3部 岩野泡鳴周辺(井伏鱒二と岩野泡鳴
文体史のなかの秋声と泡鳴
自然主義と戦争-花袋と泡鳴の場合 ほか)