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内容説明
文字、音声、語彙、文法といった基礎知識を習得しても、それだけで日本語がなめらかに操れるわけではない。ことばを扱う場でどうすればよいかという応用技術こそが大切である。本書は、あいまいさや誤解を防ぐために必要な知恵、上下関係が錯綜するなかでの敬語の用法、手紙に込めるちょっとした心遣い、作家たちが紡ぎだしてきた美しい表現など、生活をゆたかにするための、日本語ならではの技を伝える。
目次
1 意味の世界
2 語感のひろがり
3 あいまいさの発生源
4 誤解のメカニズム
5 行動としての敬語
6 手紙のセンス
7 日本語の四季
8 日本語の芸術



