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内容説明
クリオダイバー・矢堂一彦(やどう・いちひこ)、“物”が抱える“過去”に潜る男――。素手で触れたあらゆる“物”の過去の世界へと潜り込んでしまう矢堂は、骨董品や美術品などが持つジンクスの根源を探るクリオダイバー。「呪われた赤いメルセデス」「龍笛(りゅうてき)」「エメラルド・コルドバの緑」等々……、依頼人から引き受けた危険な仕事は、国境を越え、時空を超える。見逃せない!! 一大スペクタクル・コミック!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
木葉さんの勢いのある絵がセクシーですごく好みだったんです。この本はリアルタイムで読んでいたんですが、最終話を読み逃してイライラしてたのをハッと思い出し、購入。大満足。「フルーツ」もそうだったけど、アフリカへの彼の視点が好き。いや~もっと読みたかったなあ、この主人公の話…。2021/05/04
daiyuuki
0
骨董品や美術品などの物の中にある記憶の中に潜ってジンクス(悪意や悪運)を解くクリオダイバー・矢堂一彦が、血まみれの令嬢とあだ名されるメルセデスベンツ、吹けない龍笛、持ち主を狂わせるエメラルドリング、写す者の命を奪うカメラ、持ち主を殺戮に駆り立てる拳銃などに潜ってジンクスを取り除いていく。「人間は解けないジンクスそのものだ。理解することも救うことも出来ないものだ」「理解出来ようができまいが、潜って誰かの想いを受け止めるのが、俺の仕事だ」2013/10/24
grace
0
貸していただき読んでみたが、すっごく面白かった。ひさびさに、シリアスSFまんが、というか本格少年まんが(というのか?)を読んだ気がする。ハリウッドで映画にできそうなぐらいのカッコイイ設定(しなくていいけど!) いろんな国のいろんな過去を持った人が依頼者として出てくるのはちょっとブラックジャックぽい。(心霊界のブラックジャックか?)続きがあったらいいのにな~。貸してくださった方、ありがとうございました【借り物】2011/09/15
ぺぱごじら
0
モノに取り付いた「クリオ(因縁)」を取り払う「クリオダイバー」のお話。木場さんらしい荒々しいタッチとハードな展開で、スピード感を感じます。
瀧
0
★3.5 惜しい