内容説明
科学技術と社会の関係について長年思索し問題提起してきた著者が、科学技術が何を目指し、何を実現させようとしているのか、それが自分たちの「生」にどのように関わる可能性があるのかを説く。
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目次
第1章 生命を語る場所について
第2章 生命情報の意味について―遺伝子の情報学
第3章 予知と判断について―遺伝子治療
第4章 変化と安定のバランスについて―遺伝子組み換え技術
第5章 生命再生の手段について―再生医療、クローン技術
第6章 「治癒」の希望について―生殖医療
第7章 所有の構造について―自己決定
第8章 「もの」と「こころ」としての人間
第9章 生命にとっての安全について
補論 ゲノム基礎講座