藤村操の手紙 - 華厳の滝に眠る16歳のメッセージ

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藤村操の手紙 - 華厳の滝に眠る16歳のメッセージ

  • 著者名:土門公記
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 下野新聞社(2002/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784882861751
  • NDC分類:289.1

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内容説明

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明治36年、前途有望な16歳・藤村操が、大木に「岩頭の感」の句を書き残し、日光・華厳の滝に投身自殺した。後追い自殺が相次ぐなど当時の社会をにぎわせた「事件」。いまだ謎の多いこの「事件」の真相に、単行本初公開となる友人に宛てた11通の手紙や親族の証言、師・夏目漱石の反応などを頼りに、今、再び迫る。

目次

第1章 紅顔の美少年
第2章 哲学的自殺
第3章 なぜ華厳の滝なのか
第4章 「岩頭の感」のからくり
第5章 「生存説」と「失恋説」について
第6章 その他の疑問あれこれ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大森黃馨

2
日本近現代史において最も著名な自殺者の一人でありかつ結果的にではあるが多大なる影響を後世に残した藤村操という人物について扇情的に非ず静かに淡々と纏めた著作特に印象的だったのは若いも老いもこの自殺にいかに多大なる衝撃を受けたのかそしてにも関わらず如何に斎藤茂吉がこの件や無闇に深刻に受け取る輩に否定的だったのか著者はこの事件に激情的に意味を求め記してはいない後の判断は読者にお任せしますといった感じの著作 2022/04/01

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