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内容説明
経済をはじめとして、この国が低迷している理由は何か。バブル崩壊から10年以上経っても、いっこうに回復の兆しが見えないのは、なぜなのか?これまでは、エコノミストが中心になってこの問題を論じてきた。しかしGDPが何%とか、自己資本比率がどうとか、表層的な数字の議論に終始し、日本が諸外国との競争を「安全・安価・有利」に戦うためには何が必要か、といった議論はほとんど見られなかった。本書では、兵頭流軍学の真締である「対抗不能性」をキーワードに、経済、社会、軍事、文化、歴史など多岐広範にわたるフィールドで国家間闘争のイロハを語り、沈没寸前の「不景気ニッポン」がふたたび浮上するためのヒントを大いに語る。一読すれば、ややマニアックな雑学披露に面くらいながらも、その中には他では絶対に得られない情報が凝縮されていることを発見し、読者は幾度も膝を打つだろう。
目次
朝の講義(二十四時間地下鉄でGDPアップ! 全田一斉潅漑システムの呪い 戦中の頭の悪い官僚統制 ほか)<br/>昼の講義(飲食店は一に立地、二に立地 生き残れる温泉とは? 金物屋はなぜ…? ほか)<br/>夜の講義(プータロー礼賛すべし! 誰も知らない「日本に徴兵制なんてなかった」こと 明治時代は二度と来ません ほか)