内容説明
水上碧の通う学園の保健室に早乙女俊子が赴任してきた。やって来て早々、偏屈な校長も簡単に手なづけてしまう不思議な力をもった白衣の教師は、碧を助手に任命する。そんな矢先、夜の校内で碧の担任教師が何者かによって殺された。一体、犯人は誰なのか!? 次々と巻き起こる事件に2人が挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
71
意外性があって面白く読めました。 保健室に来た早乙女俊子を、標題で「貴婦人」と呼んでいる理由が分かりませんでした。 刑事だったのか、 学校の経営者の血縁なのか、 本当の高貴なお方なのか、 読者の想像にまかせることがあってもいいとは思います。気になります。 最後が急激に終わりすぎていて、 未解決の問題がありすぎるかも。 なぜ、ミキはクラリネットで登場したのか。 父親の逮捕で立ち上がれないのではないのか。 ミキがクラリネットをふいているところへ、2人が登場して励ますのならわかります。再考をお願いします。2011/11/23
nana&qoo
12
図書館の寄贈本。久しぶりの赤川次郎さん。失礼ながら宙ぶらりんな終わり方で楽しめなかったです。簡単に犯罪し、簡単に恋愛し、意味あり気なキャラクターを中途半端に出し、伏線は回収せず、とB級な仕上がりでした。2016/08/18
かっち
5
結局何を伝えたいのか、よく分からなかった。2018/09/21
saba
2
男が全員クズなんだけど、なにか晴らしたい憂さでもあったのかね。2017/05/06
tubaki
2
どうして、そうなったの?本当にそれで解決してるの?と疑問を持つ部分多し。とても読みやすかったけど、不完全燃焼…。2014/08/06