小学館文庫<br> 拒否する教室

個数:1
紙書籍版価格
¥649
  • 電子書籍
  • Reader

小学館文庫
拒否する教室

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 小学館(2015/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094042931

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

現代の恐怖を描いた赤川次郎氏の“当節怪談事情”シリーズ第1弾です。表題作のほか「千一夜」「閃光」「魅せられて」の4話収載。共通するテーマはずばり男と女の恐怖譚。“なんか世の中ヘン”といわれるような事件が現実に起きている今、推理小説のみならずホラー小説の傑作を数々送り出してきた著者が、その恐怖の核心を描く連作集です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

75
やや怖い系4話。 拒否する教室、 閃光、 魅せられて、 千夜一夜。 どれも怖い話で、読んでいるときは、ちょっといやな気持ちにもなったが、 読み終わったら、すっかり忘れてしまった。 「魅せられて」は、恐ろしい、怖い、嫌な話ですが、 最後は赤川次郎らしい終わり方で、いやな気持ちを薄らげている。2011/09/04

ポップノア@背番号16

68
ホラー短編集。凝った設定では無いので読み易かったけど、ファンタジー色が強すぎて感情移入までは至らず。それでもSF風味の「魅せられて」は重苦しい展開で、赤川さんの奇才ぶりを実感した。あとがきの解説者さんが「異能者物」と分類する本作は、連続する少女行方不明事件の容疑者が特殊能力者。まさか文芸小説でそれを用いるとは思わなかったし、そもそもその能力が有ったら捕まらないんじゃない?ってツッコミは置いといて、最後の1ページ迄ハラハラ。容疑者に狙われるしおりは、グラビアアイドルの割には落ち着いているが、魅せられた。2020/12/10

鍵ちゃん

14
世の中、本当に怖いことばかり。日々起きる事件、事故、人々の想像を超えた恐怖の深淵を描いた「赤川ホラー亅 我々は人間社会のすべてを、そこに住む人々をすべてを見通せるわけではない。都会の街角なのが、公園の片隅なのか、人間の心の奥底なのか…。2021/03/11

山下哲実

10
図書館本にて読了。4作品のオムニバスで その中でもタイトルにもなっていた作品が 私は面白かったです。2022/10/23

読み人知らず

3
現代的な怖い話。千一夜は新しい赤川次郎がみれたと思う。こんなのもかけるんだな。2015/04/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/433071
  • ご注意事項