内容説明
頭蓋骨を使ったチベットの太鼓や足をのせる中国の太鼓、身体を太鼓のかわりにするサモアや鳴るのに鳴らさない日本の太鼓…祭りや伝統芸能に欠かせない太鼓、打つ人、聞く人に躍動する生命力を与える太鼓の民族誌。
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目次
第1章 さまざまな太鼓第2章 和太鼓第3章 アメリカ・インディアンの太鼓を追いかけて第4章 沖縄の芸能エイサーの太鼓第5章 サモアの舞踏とリズム楽器第6章 雲南省チベット族の芸能と太鼓と生死観第7章 聖都ラサのショトゥン祭と歌舞劇の太鼓第8章 秋田県鳥海の番楽とその太鼓第9章 足をのせる福建省泉州の太鼓第10章 雷の太鼓第11章 太鼓踊り第12章 太鼓と博物館参考文献/フィールドワーク概要および初出/写真提供あとがき
感想・レビュー
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halfpint
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(ホルンボステル出てきた)2015/01/09
Komine Masako
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2002年出版。日本とアジアの太鼓の歴史なんかについての比較をしてくれると思ったけど、そういうのはちょっとだけだった。アジアを中心とした太鼓探訪記がメイン。別にがっかりしなかったよ。著者のユーモアがあふれる文章!楽しそうで、機会があったらお話ししてみたい方だと思った。巻の最初には太鼓の分類について。こんなにいろんな分類があるとは。そしておしまいのほうには日本の獅子舞について!!これが読みたかったのよ。今頃研究進んでるのかな。2013/01/30