内容説明
ダンクシュートとは、ジャンプ一番、バスケットリングの上からスナップを効かせてボールを叩きこむシュートのことだ。ミサワ基地のジョーは、黒人の誇りをダンクを決めることに賭けた。ああ、神さま、ちびの黒人にでっかい羽根をください! スポーツ小説の幻の傑作と言われるデビュー作がここに復活! アイスホッケー短編「新顔」も収録。還ってきた名手の再編集スポーツ小説傑作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BlueBerry
47
スポーツメインの短編集。それぞれ短いけれど内容は熱い話が多かったと思います。全体的にアメリカ(USA)っぽい雰囲気が合ってそれも好印象でした。スポーツ好きにはお勧めの一冊。2014/10/26
takaC
39
習作的な意味合いの短編集のような感じだけどこれはこれで面白かった。茶木則雄さんの解説を読みどういう素生の文庫本なのかわかった。2014/04/14
ラブミーテンダー
1
「翼はいつまでも」を先に読んでるので、この文体は違和感あり。2013/05/25
mataasita
0
再読。前読んだときは高校生だった。短い予定調和な短編集。いろんなスポーツがでているのがよい。きっとこうなる、こうなってほしいという思いが体現されていく話。でも高校のときよりは楽しめなかった。改めて読むと文章の粗さや表現の古臭さが目立つ。これは・・・というような差別的な表現も。まぁあんまり本を読むときには気にしないんだけど、この人は当たり外れがすごい小説家。基本的に1日、2日間のできごとを長く書いた話は本当に面白くない。1年、以上のの成長物は相当に面白い。中でも雨鱒の川は傑作。2017/10/29
kaikoma
0
完成度の高いスポーツ小説ではなく、むしろ展開、文体共に荒削りな作品が多いと思います。そこが味わい深くも有るので、好き嫌いがはっきり出るかも知れません。日本の中の異国である米軍基地の雰囲気は、良く出ていると感じました。2017/04/30
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