赤かぶ検事奮戦記 古井戸の死神

著者名：和久峻三【著】

徳間書店（2016/04発売）

• ISBN：9784198917289

内容説明

その屋敷には古井戸があった。江戸時代から何人もの血を吸ったという呪われた井戸から、当主・吉沢の射殺体が発見された。芸者上がりの美人妻も行方不明になっており、逸る警察は当主の妹二人を逮捕。しかし、法廷で辣腕弁護士に次々と捜査ミスを衝かれ、赤かぶ検事は立ち往生する。行天燎子警部補、痛恨の誤認逮捕なのか、それとも? やがて、古井戸の意外な秘密が顕れたとき、驚愕の事態が…!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佳乃]

染子が行方不明になったとき、二人の妹たちが怪しいと思っていたけど、進めるうちに染子が一番怪しい・・・どこに隠れたんだ？と思っていたら、最後の最後に「ほぉ、お前とそうだったのか」と面白く読了。柊さんが好きなだけに、赤かぶシリーズは全部読もうかなぁ・・・と考えを巡らす。

2015/03/17