超短編sengen

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超短編sengen

  • 著者名:本間祐
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 澪標(2002/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784944164875
  • NDC分類:913.6

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内容説明

超短編とは、数文字から数百文字の短い物語である。定義はこれで尽きる。短編小説でもない、ショートショートでもない、詩でもない、エッセイでもない、時によってそのどれにもなる物語の数々を収録した超短編集。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

madhatter

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日本における超短篇のルーツは確かに稲垣足穂にあるのだろう。だが、星新一が昔言っていたように、足穂の作風自体を真似てうまくいくことは、まずないと思う。本書でも、足穂風の奇想で勝負したらしきものは、さして出来がよくないように思えた。しかし、日常を非常に小さな範囲で切り取った「血闘」、少女性への憧れに対する皮肉を扱った「少女」や、発想に制限を付けた上で独創性を発揮する「計算」の連作などは、奇想ばかりに限られない超短篇の可能性を提示した、「宣言」の名に恥じない試みであろう。2010/12/01

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