内容説明
何をもって「美人」というのかを知らずに、鏡の前だけでキレイを作ろうとする人がいる。しかし本物の「キレイ」には、それでは絶対に手が届かないという現実――。本当のキレイとは心と身体のバランスがとれた「美人」に宿るからなのです。(本作品は一九九七年十一月、小社より刊行された『「美人」へのレッスン』を文庫収録にあたり加筆、改筆したものです)
目次
1 「美人」とは、そもそも一体誰なのか(私が会った、息をのむ美人 “絶世の美女”の条件が変わる時 ほか)
2 女が突然キレイになる時(“化粧顔”vs.“素顔” 美容のムダは、人生のムダ ほか)
3 キレイになる人、なれない人(メガネを取らない女 運命の逆転 ほか)
4 「美しさ」は人生をこう変える(美人の人生は、本当に得か? キレイになる職業のすすめ ほか)
5 幸せを呼ぶ美容法(“前向き”とは一体何なのか? 化粧品の悪口を言うと、バチがあたる? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
40
美容エッセイ。といっても、具体的なアドバイスではなく、著者が思う美人について書き連ねてある感じ。美容液が効くと思って使用すれば、効いてくるもんだとおう話に触発されました。たっぷり贅沢に使って、効果を信じたいと思います。2016/05/31
おの
12
久々の齋藤薫さん本。まさに読む美容液である。「三次元の美しさは四次元の美しさには敵わない」や「美しさの責任」など。感性の話や一つ一つのエピソードもハッとさせられる。2023/01/08
ちぃ
11
『人が美しい』というのはどういうことを指すのか、がテーマに進んでいくなかで、自分の方向性が少し定まってきた気がする。 美人にはなれなくても、美しい振舞いや身だしなみは今からでも身につけられること。日々意識することを忘れずに少しでも大人の女性にふさわしくなれるように頑張ってみようと思った1冊でした。2014/03/19
cyu
10
化粧品だけでは磨かれない滲み出る美について。それは品格や透明感、幸福感、前向きな気持ちなどなど。すごく分かるような気がした。そして女性が綺麗でいるのは人と関わるためということが世間から孤立していた時期のある私にはとてもしっくりきた。女は人と出会い、社会と関わらないとどんどん綺麗じゃなくなるなぁと。2018/01/15
りっつん
10
モデルや女優といった、いわゆる「顔で売ってる」ような人が「自分の美容方・メイク法」を伝授するという本ではない。だからこの本を読んでメイク方法やスキンケア方法、服のコーディネイトなどが学べるものではない。それよりももっと大切な「美への姿勢・意識」といった最も大事な部分を見直し、背筋が伸びる思いがした。「人間40歳(?)になったら自分の顔に責任を持て」みたいな格言は聞くが、まさしく人の生き方や人生はしっかり顔に現れるもの。おざなりになっていた毎日の挨拶やメイクをもっと気持ちをこめて、日々を丁寧に生きなくては。2014/05/05
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