アクションコミックス 食戦記 （1）

著者名：中村博文【著】

双葉社（2013/10発売）

• ISBN：9784575835953

内容説明

舞台は、文明社会が跡形もなく消滅した未来。グルメどころか、料理法すら忘れ去られた世界に、「食師」と呼ばれる特殊な部族がいた。食師は、食物の栽培や多彩な料理法を知る、言わば食のエキスパート。だが、奇術を操る危険な存在と誤解された彼らは、権力者から皆殺しにされてしまう。その中で奇跡的に生き延びた青年・ワタルは、食の知恵と技術を武器に、混沌とした世界に立ち向かっていく。前人未到のグルメファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[V林田]

『エンジン・サマー』と諸星大二郎と料理漫画を足して3で割り、放射能を浴びせたような怪SFマンガ。ロストテクノロジー「かけうどん」の衝撃よ……

2009/03/12

[フロム]

この漫画、匠の技術を上手く昇華しており、なんというか普通に面白い。ただ、作者が力点を置いたアクションパートはほんとにクソ。編集者はちゃんとダメ出しをしろ！！レヴュワーを見ると漫画に対して限りない愛情を注いでる人達ばかり、売れてないんだろうなあ。中古で出品したけど全然買い手いないし。そんなんじゃダメだぞ！！！」

2017/04/23

[S-T]

騙された。

2009/03/20

[kamogawaHB]

ナウシカ的世界に闘奴ルーザ的キャラクター。平和をもたらす為の重要なパーツ、マクロスでいう「歌」の部分が「うどん打ち」。主人公がいざ旅立って一巻が終了、3年間も続刊が出ない幻のグルメ漫画。

2012/03/07

[シーナ@食べ物漫画好き]

１冊目 音やんの作者の変わった切り口のグルメ漫画。食師の生き残りワタル？ ふかし芋に大学芋？ うどん打ち､中国から伝わったとのことで世界観的には日本か？臼で突いただけでは粉は粗過ぎるし,そもそも醤油はまだ無いはず？ 古事記のような神道的なファンタジー世界かと思いきや…　仏さま観音さまみたいな？　とにかく音やん再開して欲しい。

2017/11/18