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内容説明
中井と上松は、新作のロケハンのため、山奥にあるひなびた旅館街へやって来た。上松はテレビでこの街にある廃校の話を知り、作品の構想もないままロケ地だけは決めて足を運んだのだ。そして上松は立ち寄った郵便局で、局員の仁浦香南にいきなり映画出演の話を持ちかける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいとや
1
あー、もう好き。好き過ぎる。以上!でいいくらい好き。自主制作映画絡みの作品はなんでも好きなんだが、この作品はぶっちぎりで大好き。人物の配置が巧みなんだよなぁ。自主映画の次回作のロケハンで、田舎の廃校を訪れた中井と上松は、アダルトヴィデオの撮影隊と遭遇し、行き掛かり上撮影を手伝う事に、というイントロだけで胸がキュンキュンするが、更に自主映画のヒロイン候補(ガチのシネフィル)との物語も絡んで、と150ページ弱の掌品ながら読み応えは抜群。夏の空気、ビターな恋、物を作る情熱、全てが胸を熱くさせてくれる。2024/04/05
なにがし
0
自分の心は不感症になってないだろうか。あと背景の一部に近所のトレス疑惑が。2008/11/19