文春文庫<br> 家にいるのが何より好き

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文春文庫
家にいるのが何より好き

  • 著者名:岸本葉子
  • 価格 ¥488(本体¥444)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167599034
  • NDC分類:914.6

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内容説明

衝動買いした服の「捨てどき」に悩んで「夜中の鬼」になる! (これでこの冬も、新しい出会いはないな)とババシャツに袖を通しながら、なおも究極のババシャツを探してしまう。引っ越して10年、カーテンを洗ったことがない。夜ひとり、ドラマにはまる愉しみ。あきらめきれない英語習得。友人の妊娠、出産話に盛り上がりながら、わたしがお産をためらう理由。ある日、交通事故に遭い──事故よりその後がたいへんだった顛末。女の分かれ目30代は、20代より面白い。

目次

服の「捨てどき」
もっと暖かいババシャツ
噂の英語教材に挑戦
テレビドラマにはまる
私のものぐさ自慢
謎のゴミ調べ女
興味しんしん妊娠話
人間ドックに行こう
夢見る能力
事故のてんまつ
虫たちとの果てしない闘い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

34
20代と30代の違いは、神経がぶっとくなっていく気がする。結婚出産、さまざまな試練を乗り越えたり、乗り越えそこなったりすることが、また一つ光る鱗を増やしていく。「興味しんしん妊娠話」の章はリアルで、自分の出産体験を思い浮かべてしまった。文字でこれだけ蘇らすのってすごいと思う。女ってやっぱ強い・・・と思わせる1冊でもある。2011/10/29

Penguin

13
共感しまくり♪面白かった♪2012/05/17

♪りんまま♪

8
共感するところがいっぱい。服の捨て時はねぇ・・・。本当によく分かるわ。ババシャツ話は笑った〜(≧m≦)2016/09/07

まりにゃ

7
1997年発行。著者は30代半ばで、生き生きしている。タイトルから連想しがちな“引きニート”的要素は、全く無い。泣いたり笑ったり、人生や生活と果敢に、必死に取り組みながら、知的で冷静な視点を失わない著者に、非常にシンパシーを抱いた。特に「英語嫌い」の話と「大地の子」の話は、他人とは思えないほど膝を打った。ただし、私の1990年代は育児の真っ最中で、ドラマや音楽の知識はスッポリ抜け落ちている。やはり結婚・出産・育児が、著者との分かれ道。この人は、若い頃から年代順に読んでいくのが正解だろうから、そうしよう。2016/09/24

ぺこ太

7
30代の暮らし方は20代よりおもしろい。この解説を読んで手に取ったエッセイ。読んでいて楽しかった。事故のてんまつはとても参考になった。2011/05/07

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