内容説明
新宿のラブホテル。情事の余韻を残す女が逃げるように去った後に、男の変死体が残されていた。男は政界の黒幕の大物と判明したが、死因は病死、いわゆる腹上死であった。が、都内で若い男女が相次いで殺害。黒幕との関係が浮かび上がるにつれて、事態は一気に謎めいていく。二人の死は黒幕と結びつくのか、それとも? ようやく事件の意外な構図が見え始めたとき、捜査本部を打ちのめした驚愕の事態とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sarie
5
2002年刊行の割に、アベックなど使用されている言葉に時代を感じました。ラブホテル、政治家、腹上死、主人公？は小説家。この方の小説はドラマにもなっているので、それを見慣れている私としてはサスペンスの王道を読んだ感じでした。2018/03/04
