内容説明
整合性のある古代日本の1000年史を叙述するには“渡来史観”が不可欠であった。大和中心史観の呪縛から離れ、広い視野から記紀の虚構を暴き、古代天皇家・簒奪の闇を解明、新しい常識への構築を目指す。
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目次
縄文の後・晩期(新石器)ユーラシア内陸、アジア海域―アララト山(五一二三メートル)と崑崙山(七七二三メートル)
縄文の晩期(金石過渡期)見え始めた中国の古代―長江と黄河の相剋
縄文→弥生 原弥生人‐神話以前の倭列島へ―縄文以来の渡来では
弥生(繁栄の弥生‐抗争併合期と神話時代―天孫降臨という名の渡来 創業期でも大和王権は欠史に非ず―神武東遷の実態 筑紫は大和よりも先進国だった―卑弥呼の所在)
古墳時代(縦穴・伽耶式石室―伽耶から崇神が婿入り 横穴・百済式石室―百済王子・応神は継体の兄 飛鳥(1)磐井・欽明、蘇我・物部―敵の敵は味方
飛鳥(2)蘇我・天智・天武・持統・藤原―百済の命脈)
奈良・平安時代皇統揺らぐ―卑弥呼の代役(史書改竄)