内容説明
長安に妖火が舞った。唐王朝を滅し人間界と天界の全てを支配せんと古代帝王・炎帝が復活したのだ!!半神半人の英雄・二郎神君が炎帝に立ち向かうが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこけし
7
人界を巻き込んだ天界の玉帝と炎帝の壮大な争い。人と神、それぞれの恨みや思惑が重なって起きたことであったけど、二郎はその全てを浄く薙ぎ払ってくれた。星であったり、雨や雷といった天気であったり、そういったものに神が宿って人界を左右しているという天界と人界の重なりがおもしろい。でも、神はまるで人の様。玉帝は例え肉親でも利用してしまう恐ろしい神だと思っていたけれど、実はちゃんと二郎の理解者だったんだな。そして二郎も玉帝のことをちゃんとわかっていた。最後は落ち着くところに落ち着いて爽やかな読後感。2015/04/09
YH
3
強くて見目麗しい武将が色々登場するけど、私は東方朔が一番好き。なんだかんだで、二郎を一番わかってるのでは?おちゃらけているがなかなかに情が厚いし。2020/03/29
なぎ
1
ハッピーエンドで ホッとした短に 神がいるかもしれないね人間になりすましてー2011/11/07
黒蜜
0
面白かったです。責任って大事だなぁと再認識。2015/08/09