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内容説明
「鬼の上司」がブームである。しかし、「鬼の上司」の「功」より「罪」のほうが多いのではないかと著者は問う。その「罪」とは……怒鳴る上司は怒鳴る部下を育てる/号砲が鳴らなければ走り出さない部下をつくる/短期間の成果しか出していない/優秀に育つだろう人材に去られている/上にものを言えない集団をつくってしまう/部下が仕事で手抜きをするようになる/出世欲、収入欲で人を動かそうとする……。本書は、「営業の鬼」がひしめく生保業界で40年以上、一度も部下を怒鳴ることも叱ることもなく、それでも業績を伸ばし続けた「伝説の人」が、自らの体験をもとに書き下ろした、組織を動かすコツである。「命令・強制」「競争・比較」で部下を動かすのが大嫌いだったという著者は、元住友生命常務取締役。下はヒトケタの支部から、上は千人を超える部門まで、常に部下たちから慕われた秘訣を、世の管理職・経営者すべてが襟を正して読むべし!
目次
第1章 百人いれば百通りある―「営業の鬼」になれなくてもいいんです
第2章 「楽しんでいますか?」―「鬼の上司」ではイチローは生まれません
第3章 「これじゃ帰りがたいへんだね」―「鬼の上司」になれないために努力しました
第4章 「あ、今日Aさんと口をきいたかな」―「鬼の上司」にならないために努力しました
第5章 仕事とはよき思い出づくり―「鬼の上司」の罪は多すぎます
第6章 職場のなかの「刷り込み現象」―「鬼の上司」になる前に組織風土の改革を
第7章 「出社が楽しくなった!」―信じ、任せたら「鬼の上司」はいりません
第8章 「会議が楽しくなった!」―部下に「場と役割」を与えればいいのです
第9章 だから、日本一の支社になった―「鬼の上司」のほうが楽です
第10章 「それがいいんですよ。それでいいんですよ」―えばらないと部下は動くのです
感想・レビュー
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てくてく
わびすけ