内容説明
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元祖芸能界の御意見番・大久保怜が語るナツメロの歌手達との交遊録。東海林太郎、藤山一郎、岡晴夫、淡谷のり子…美空ひばりまで、なつかしい歌手達がいまここに生き生きとよみがえる。だれも知らないエピソードがいっぱい。昭和歌謡史の決定版。
目次
第1章 はやりうた(歌謡曲のはじまり
「ナツメロ」の語源)
第2章 作曲家、作詞家、司会者(ナツメロ三大作曲家
作詞家
司会者)
第3章 男性歌手編(東海林太郎
藤山一郎
ディック・ミネ ほか)
第4章 女性歌手編(松島詩子
池真理子
淡谷のり子 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
49
自らは否定するが、著者こそ「ナツメロ」という言葉を作った人物と信じられていたという。意外にも永井隆博士の名前が「長崎の鐘」のエピソードとともに出てくる。また、来年の朝ドラの主人公・古関裕而に関して、服部良一・古賀政男との比較評価が、以前読んだ伝記とほぼ同じ。司会・タレント・音楽評論を長年つとめ、歌手や作曲家と広く親密だった人だけに正確だと思った。ウィキペディアにない話もありそう。替え歌を歌ったCMや、「素人名人会」の審査員として知られた著者が遺した、流行歌史の証言。2019/12/31