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内容説明
初めて明かされる天皇極秘訪中計画の全貌
1984年中国政府は田中角栄を通じて昭和天皇の訪中を画策。その後も同様の工作は繰り返された。中国はなぜ天皇にこだわるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
65
昔の日中関係はそこまで良かったのかと驚いた。しかしその時は互いに無理を重ねていたのかなと思う。2013/05/13
高木正雄
2
胡耀邦時代にこれほど親密な関係とは知らなかった。ここまでくれば共産党保守派から反発が来るのは当然だろう。江沢民はともかく胡錦濤はバランス感覚もあり、日本にとっても良い相手だったと思うが、尖閣諸島国有化後の反日デモが起こった。面白かったが時系列がぐちゃぐちゃで読みにくかった2024/10/14
J_L_B_459
2
毛沢東以来の対日政策を「天皇」、を軸に追っていくとどうなるか、という本。丁々発止の日中外交が臨場感を持って描かれており面白く読めた。隣り合う国だけにひとつ扱いを間違えればたちまち指導者の命取りになるのは双方同じこと、そのための外交上のお作法やシグナルが一見ちょっとしたことの隅々まで織り込まれているものだ。2009/11/05
兵衛介
2
胡耀邦時代の日中蜜月時代が無理に無理を重ねた異常な状態だったのがわかる。その親日派胡耀邦に配慮して靖国参拝を中止したことがその後の日中関係を永久に解決不能にしてしまったのは皮肉。2009/08/22
なかじ
1
日中外交において、天皇の存在がいかに大きいかを知ることができた。2012/12/24