内容説明
2001年9月11日に勃発した“米国中枢部同時テロ”は、世界に大きな衝撃を与えた。そして、事件発生からつい最近まで、各国のメディアは、総力を挙げて同事件の報道を続けてきた。だが、今日に至るまで、同事件の本質的意味については、何ら解明されていないのではないだろうか?本書は、こうした問題意識にたった著者が、心理学の専門家として、同事件の首謀者と目されるオサマ・ビンラディンの深層心理にメスを入れることによって、事件の本質に迫ろうとしたしたものである。オサマ・ビンラディンとは一体どんな人物なのか? これは、本書を読んでのお楽しみであるが、その一端を申しあげれば、世界を震撼させた男も、数年前の“オウム事件”や“十七歳の殺人事件”の実行者たちも、あるいは旧くは、“ナチス党員”たちも、心理的にいえば、母なるものを求めてさ迷う淋しい羊たちなのである。
目次
第1章 正義という仮面
第2章 オサマ・ビンラディンは十六歳の少年だった!?
第3章 ネクロフィラスとテロリスト
第4章 人は生まれながら近親相姦願望を持っている
第5章 二価値判断しかできない人のパーソナリティ
第6章 ナチスとイスラム原理主義
第7章 社会的逸脱者が聖戦士になるとき
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