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内容説明
老人介護は創造力と想像力を駆使する面白い仕事だ。
老いには人を癒す力がある。
老化に逆らうのがリハビリではない。
生活習慣や性格を変えようとするな。
家族にできること、家族にはできないこと。
良い介護の見分け方。
老人が最後に求める関係とは。
「子どもだましみたいなことをさせて!」そう言う80歳の老人は,じつは風船バレーボールのスターだった.寝たきりやぼけの老人がいきいきしてくる.介護をする人も癒される.老いとの上手な付き合い方を介護の職人が楽しく語る.
目次
1 理学療法士、老いにいどむ
2 管理栄養士、老いに出会う
3 有償ボランティア、問題老人と格闘する
4 家族はもう少し訓練してから、と思った
5 娘は母に「がんばって」を繰り返した
6 訓練好きの人が老人施設に入ってきた
7 良い介護はベッドで見分ける
8 彼女は自分でケアプランを作った
9 トキさんが「母ちゃん」と呼びはじめた
10 家族がデイセンターのボランティアになった
11 寮母とシゲ乃さんの二五年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
5
介護を一方的なものと捉えずに、する側、される側のコミュニケーションの一つと考え、お互いに元気になること。2002/05/22
T-Y
2
古い本だが、勉強になる。 三好さんの経験を載せている。自分の仕事にもいかしていきたい。他の三好春樹さんの本も読んでみたい。2017/04/12
どっち
2
介護ってどれだけおもしろいかを書いた本。三好さん自身の話しとは限らず、相手をじっくり見ることで突然うまくまわるようになっただとかそういうエピソード集。時間と財源に余裕がないと「人(の心)」をうまく活かせなくてうまく回らなくなってしまう。介護する側・される側の「心」がつながった時に効果が出るんだ。2014/09/02
てっしー
1
そういえば、読んだことがあったなあ。同著者の「元気が出る老人介護」(PHP文庫)を読んでいて、以前この本を読んでいたことを思い出した。
マスオ
1
三好春樹さんとの出会いは病院に置いてあったAERAの記事だと思っていたら、ヘルパー2級の講習の時に本屋に行って介護の本を探してこの本を選び読んでいたことに後で気付いた一冊。介護職だけでなく、介護の町内化に向け、全ての人によんでもらいた一冊。2011/03/15
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