建築ライブラリー 建築家・休兵衛

著者名：伊藤ていじ

建築資料研究社（2001/12発売）

• ISBN：9784874607411
• NDC分類：523.1

内容説明

「風天狂気」の七代目休兵衛こと吉島忠男。「建築士は行政のお手伝いをし、不動産屋は物件を売込み、建築家は芸術作品を創ろうと心掛ける」という著者にとって、吉島忠男はまさに建築家である。法的な職種ではない「建築家」としてのその生き様を追う。
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目次

休兵衛の詩
高山格子の家
土蔵住まい
木鶴大明神
狼のさよなら
されど駿馬
束の間の大将
あほな企画
随筆とコラム
地獄から天国
目ざまし時計
偉大なる幻影
錦なき帰郷
四人の贈物
始めての家
花岡町の家
台風は一号
玉手箱

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[晩鳥]

伊藤ていじによる吉島忠男について書かれた本。吉島忠男というと、飛騨高山の吉島家住宅の当主で建築家でもあるというイメージしかなかったが、本書を読んで破天荒というか旦那衆にして芸術家なんだなと感じた。なんというか戦前の文豪のエピソードを読んでるような気持ちになった。

2023/05/14