ボロ儲け経済学 - ゼニのカラクリ明かします

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ボロ儲け経済学 - ゼニのカラクリ明かします

  • 著者名:青木雄二
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 光文社(2011/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784334781293
  • NDC分類:330.4

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内容説明

昔日雇い労働者、今派遣社員。下請けに丸投げのアウトソーシング。銀行とゼネコンを喜ばすだけの住宅ローン減税。TVコマーシャルの嘘八百など、物事の本質を見極めないと、私たち庶民はうまいことダマされるばかり……。そんな世の中でも、ゼニとあたまはつかいよう!  ナニワのマルクスが説く、新世紀を生き抜くためのバイブル。

目次

第1章 「時は金なり」ゼニがゼニを生むんや!―「金融」経済学
第2章 労働者からのピンハネはたまりません―「労働」経済学
第3章 真の価値を見極めるんや!―「商品」経済学
第4章 権力に擦り寄れば甘い汁が吸えるで―「日の丸」経済学
第5章 税金つまむのはおいしいで―「自民党」経済学
第6章 相手騙せば元手いらずで濡れ手で粟や!―「洗脳」経済学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

71
表向きの経済はどちらかというと搾取する側の視点であって、搾取される側からの経済論というのは少ない。ナニワ金融道を手掛けた著書は確固たる自分の経済論を持っており、それをブチまけた本。お金のことを言い出すと意地汚く見られそうだが、実は搾取する側とされる側という基本構造をしっかり頭においておかないと気づかないところで損をする。資本主義とは読んで字のごとく、資本があるものが勝つ経済論であり、巷にあふれるお仕事本の多くは、労働力を提供する側を如何にして働かせるかという資本主義の視点で書かれているものが多々ある。2018/12/31

ウチ●

2
内容は既に十数年前のものだが、今、青木雄二の残した予言めいたことの多数が現実になっている(主によくない方向で)。歴史と、自身の経験とを引き合いにし、唯物論でいかねば、自分の頭で考えねば、決して状況は良い方向へは転がっていかないことを繰り返し説いている。京大、東大で講演を行なった際の学生の反応に「最高学府に通いながら、自ら考える訓練を何一つしてない」と、看破。観念論こそアホを支配するにはもってこい。そして現代の若者は資本主義社会の本質を知らずに散々資本家に尽くし、老いて、過労死してゆく。2013/12/12

Kyu_zae_mon

2
資本主義社会は銭がすべてや。だから自分の身を守るために銭の勉強せなあかんのや。 工事は私鉄関連の建設業者に頼むんが一番や。 みんなマルクスを勉強せい。 という感じ。2012/10/29

de thomaso

0
再読。ボロ儲け出来る話ではなく、世の中のお金の仕組みを解説したような本。時代を感じる部分はありつつも、今も昔も下請けに丸投げが儲かるのだなぁと。2022/08/23

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