内容説明
大店を警護する蓮見宗二郎ら始末人が次々と襲われた。下手人を追う宗二郎が行きついたのは、殺人剣士塚本浅次郎。自らの母親を斬り会得した、清巌流“浮舟の剣”の達人だった。玄武流“岩燕”、有馬一刀流“波月の剣”、そして宗二郎の“鱗返し”。最強の男達による、前代未聞の決戦の幕が開く！ （講談社文庫）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
24
深川群狼伝シリーズ第４巻、蛮骨の剣 、秘剣鬼の骨を飛ばして読んでしまった。 今回は、同業者の始末屋との対決、大まかな骨組みは同じながら、細部にわたる秘剣の描写、剣戟シーンは何時もながら迫力満点。次巻も楽しみなシリーズ。 2013/10/28
Hironobu
3
次々と鳴海屋の始末人達が襲われる。自らの母親を斬り殺し会得した「浮舟の剣」を遣う塚本浅次郎との闘い。きっちりと始末をつけ、始末人としてのけじめをつける。2016/06/20
