鬼作左 - 組織を育てる“頑固者”の研究

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鬼作左 - 組織を育てる“頑固者”の研究

  • 著者名:童門冬二
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2013/05発売)
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  • ISBN:9784569619293
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の日本一短い手紙で知られる戦国武将・本多作左衛門。徳川家という組織社会の中で、「いつも主君の立場に立ち、主君にとって一番いいと思うことをやり抜く」という信念を頑なに守り続け、幕府の礎を築くのに貢献した“頑固者”作左衛門の生き方から私たちは何を学ぶのか。作左衛門が生きた末期は、武士が戦国精神の牙を抜かれ、「ききわけのいい武士」に意識を変えられた時代であった。口のうまい、ソロバン勘定の達者な新しい武士が肩で風切って歩く。それが作左衛門には我慢できない。作左衛門の考える忠誠心とは、「主人が悪いときは命がけで諌める」というものだ。「主人が悪くてもだまって従え」などという規範には抵抗する。そのため次第に主人の徳川家康に冷遇され、不遇に死ぬ。本書は、家康のためにあえて“汚れ役”に徹し、左遷されながらも信念を貫いた男・本多作左衛門の生き様を描く一冊である。

目次

第1章 戦国の頑固者
第2章 家康と三河武士
第3章 武力の時代から政治の時代へ
第4章 天下への道
第5章 頑固者の美学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuya Hashimoto

0
こんな風に生きたいものです。2013/03/03

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