男の論語(下)

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男の論語(下)

  • 著者名:童門冬二
  • 価格 ¥599(本体¥545)
  • PHP研究所(2011/07発売)
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  • ISBN:9784569576268
  • NDC分類:123.83

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内容説明

「学問の聖人または神様」と称されている古代中国の思想家、孔子。しかし、つぶさに『論語』を読んでみれば、「神格化された存在」と考えるべきではないことがわかる。弟子の問い掛けに答えを詰まらせたり、逃げたり、弟子の才能に対し侮ったり、または嫉妬心を抱いたりもしている。はなはだ人間的な側面を見せているのだ。その「人間」孔子が、上に立つ者とは何か、部下とは何か、働くことの意味とは何か、などをテーマに弟子との対話を繰り返して考え抜いたやりとりを収めた『論語』。そのなかに秘められた時代を超えてなおみずみずしい実用性は、現代日本に生きる我々も共感でき、学びうる点があるのではないか。本書は孔子の人間的側面を際立たせながら、その思索のあとをたどり、今に活かす実用的な知恵を見出す。上巻に引き続き「第十二顔淵篇」から「第二十尭曰篇」まで読み解きつつ、ビジネスマンの行動哲学を探究する、永く座右の友としたい一冊。

目次

第12 顔淵篇
第13 子路篇
第14 憲問篇
第15 衛霊公篇
第16 李氏篇
第17 陽貨篇
第18 微子篇
第19 子張篇
第20 堯日篇