集英社文庫<br> オロロ畑でつかまえて

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集英社文庫
オロロ畑でつかまえて

  • 著者名:荻原浩【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 集英社(2014/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087473735

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内容説明

【第10回小説すばる新人賞受賞作】人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった! ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、今始まる――。ユーモア小説の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

292
「軽妙さ」、「ユーモア」、「ウイット」、「爽快さ」を存分に愉しめる物語でした。最終ページのイラストはどうしても載せたかったんだろうなぁ、クスクス。2020/03/14

mura_海竜

206
文庫本で読了。荻原さん初読。笑いました。村おこし。最初、訛りがあって読み辛く折れそうでしたが、3編目エージェンシーからぐんぐん読み進みました。皆が未来を見ているからか、非常に前向きになる。ユニバーサル広告は小さい会社だけれど、のびのびと仕事をしていることが印象深かった。続編『なかよし小鳩組』も読んでみたい。下ネタあり。2013/11/10

再び読書

202
荻原氏のデビュー作。過疎に喘ぐ牛穴村を倒産寸前の広告代理店と村人が、村起こしに奮闘する。気楽に読めるが、その分心にも引っかからないという読後感です。まあデビュー作なのでクオリティーはまだそれほどとは感じられない。ユーモアに溢れているので、息抜きには良い本でした。2013/03/30

佐々陽太朗(K.Tsubota)

189
最近文庫化されたユニバーサル広告社シリーズ・第3弾『花のさくら通り』から本書にたどり着いた次第。荻原氏の小説はこれまで結構読んできたのだが、氏のデビューが本作だったこと、本作が第10回小説すばる新人賞を受賞したことを知らずにいたのはとんまとしか言いようがない。読んでいて唯々楽しい。最高のエンターテイメント性を持つ小説だ。何よりも良いところは荻原氏の登場人物に注ぐ温かいまなざしである。これは重松清氏や山本幸久氏の小説と共通する特色であり、おそらく荻原氏の本領とするところであろう。私はこうした小説が大好きだ。2015/10/07

相田うえお

181
良かったです。★★★★★ 読んでて思い出しました。沖縄に行ったときのことなんですが、沖縄のおばあさんと会話したんですよ、「この料理美味しいですね。」「☆♪%#×..々*#&@!」「えっ、?」「☆♪%#×..々*#&@!」んー...わからん。 友達に青森の友達がいるんですが実家に電話してたみたいなんですけど、横で聞いてて、やはり、、「あなやまたにたあやまやなきや、やにたまなはらは、ははは」暗号か?最後に笑ったのは分かったけど。。2015/10/17

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