不平等主義のすすめ - 二十世紀の呪縛を超えて

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不平等主義のすすめ - 二十世紀の呪縛を超えて

  • 著者名:渡部昇一
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内容説明

「平等主義」の危険について、日本人はあまりにも無自覚、無警戒ではないか。釈迦もキリストも「平等」を教えはしたが、現世における平等主義を説いたわけではない。「この世で最も高い地位にある人でさえも、悪いことをすれば地獄に落ちる。奴隷であっても、心正しき者は天国に行く」というように、来世を含めて考えれば誰でも平等というのが両者の教えである。現世における平等主義を説いたのは、マルクス、レーニン=社会主義者である。そして、社会主義の支配が地獄の苦しみを生み出したことは、二十世紀の歴史を振り返れば明白である。「貧富差が広がってもよいのか」という批判があるが、貧富の差があるほど貧乏人が暮らしやすいというハイエクの逆説もある。現実に、貧富の差が激しいアメリカから亡命者が出たという話は耳にしない。二十世紀の呪縛を排し、日本が活性化するための道を説く「不平等主義のすすめ」のほか、八本の論文を収録した評論集。

目次

第1章 繁栄を取り戻すために(不平等主義のすすめ―金持ちを認めてこそ、社会全体が繁栄の果実を手に入れられる)
第2章 教育の「本」を立てるために(学校の設置基準を取り払うべし―教育基本法改正の眼目は「教育の自由化」にあり 「英語公用語化」は筋違い―キャリア官僚の受験資格を変えれば問題は解決する 簡単で理想的な国語教育―母は大和言葉を語り、漢字にはすべてフリガナをふれ)
第3章 危機を突破するために(信長のごとく“生き筋”を求めよ―歴史の叡智に学ぶ危機突破のシナリオ(上)
ふたたび“獅子の時代”がやってきた―歴史の叡智に学ぶ危機突破のシナリオ(下))
第4章 日本人としての誇りを失わないために(日本人の背骨―民族の命運は自国の歴史を誇りに思う深さにかかっている オーストリアの悲劇―現実的選択が、なぜ国際的孤立を招く結果になったか 小泉純一郎論―国民の歓心が政治に向いているいまこそ改革のチャンスだ)