講談社+α新書<br> 安岡正篤 人生を拓く

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講談社+α新書
安岡正篤 人生を拓く

  • 著者名:神渡良平【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2011/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062720922

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内容説明

先賢の智慧と名言! 歴代の宰相が争って師事した巨人! 吉田茂をはじめとする八人の宰相の指南役を務め、政・財・官の指導者教育に力を注ぎ、古今東西の聖賢の智慧と人倫の道をわかりやすく説いた、安岡正篤の帝王学と思想。

目次

第1章 運命を拓く
第2章 人物をつくる
第3章 喜神を含む
第4章 下坐に生きる
第5章 心耳を澄ます

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブック

9
安岡正篤氏の思想や言葉を中心にしつつ、それらと本質を同じくする様々なエピソードや人物が紹介される。中でも陸上長距離の小出監督の話はとても印象に残った。四国のお遍路はいつか経験したいと思っているが、さらにその気持ちも強まった。宇宙の力などというとスピリチュアルと避ける人もいるだろうが、それはそもそも間違いだ。人間は素粒子の塊であって、宇宙の物質のルールに従っている。そこでは人間の左脳が作り出した西洋的な理屈では解決しきれない何かがあると科学者たちも認めているのだから。宇宙、自然と人間は切り離せないのだ。2023/10/03

だいすけ

5
本書の中に出てくる人物は誰もが魅力的。次は山岡鉄舟について書かれたものを読んでみよう。2017/12/06

アイマール

3
一燈を掲げて、一隅を照らす。2020/08/18

大先生

3
安岡正篤先生のことが中心ですが、森信三、山岡鉄舟、中村天風、小出監督のことなども紹介されています。(自分のことや、自分の小説についても)「人間のあらゆる生活・思想・行動の一番大事なことは、外物を追うことではなくて、まず己自身に反るということにある。自分が本当の自分に反る。(中略)利益だとか、権力、名誉などを追っかけてみても、これはまことにはかないものであり、危ういものであり、多くは破滅がおちである。」心に刻むべき教えですね。私も「自反」を心掛けます。2020/04/07

SSK

3
東洋思想の碩学、安岡正篤氏の文章を引用し、その生き方、信条につながる様々な人物のエピソードも交えながら、著者の人生に対する考え方が述べられています。一貫して説かれているのは、『いかに己を修めるか』で、自分自身を見失わないための考え方が随所に書かれています。私利私欲にとらわれず、目先の利益や成果だけを求めて自らを研鑽することを怠る、そのようなことがないように、また、さらに自分を磨いていくために安岡氏の他の本もその世界観、人間観を味わいながら読んでみたいと思います。2012/11/14

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