激論! ひきこもり

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激論! ひきこもり

  • ISBN:9784939015373

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内容説明

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全国の家庭に出向き、ひきこもりを外に出す実践を続けてきたタメ塾・工藤定次。診療室で治療に当たってきた精神科医・斎藤環。これまで対立していると見られる二人はこの対談で初めて出会った。そして、それぞれの“哲学”を背景に、ひきこもりの本質、ひきこもりにどう向き合うか、解決するにはどうしたらよいのか、ひきこもりの終わりとは何か、といった、ひきこもりをめぐるさまざまなテーマに対して、10時間以上にわたって激論を交わした徹底討論集。

目次

第1章 ひきこもりとの出会い
第2章 ひきこもりとは何か
第3章 ひきこもりと親子関係
第4章 ひきこもりと援助活動
第5章 ひきこもりと就労

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーツ・リー

5
昨日、儒教思想を擁護しちゃった手前、保守派の工藤とか言う人を擁護しなきゃならんのかも知れないが、二元論たって、引きこもりの人の最終目標を、全て就労に定めるやり方や、強引に寮に連れ去るやり方は、目的のためならば何をやってもいいという事にならないか。 大切なのは、自発性なのであって、自らの意志で、家から出よう!とか、仕事を始めよう!と思い、行動する事が大事であり、人から強制される類の事では無いのではないか。 環境と、体調とが整えば、自分から就労に向かうだろう…。 周囲にできる事は、環境を整えるくらいでは?2021/08/03

ケンジ スギモト

0
支援者や医療者側からの視点で当事者の視点がないのが難点だけども、あえて乱暴に云えば「刺激的」で面白かった。歯に衣着せぬ二人の本音の対話はひきこもり支援を巡る視点の違いも明示していて興味深い。特に全く知らなかった工藤定次さんという人の知性と魅力は抗いがたい。2011/06/19

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