内容説明
「デュア卿、私と結婚してください」デュア伯爵サイモン・ウェストポートは面食らった。結婚するなら物わかりのいい大人の女性が望ましい。しかし目の前に突然現れた見知らぬ美女は、社交界デビューもそこそこの世間知らずな令嬢だ。サイモンは即座に断ろうとしたが、頬を赤く染めたチャリティ・エマーソンが懸命に語る“便宜結婚のメリット”に、つい耳を傾けていた。全米屈指のベストセラー作家が贈る、キュートでセクシーなヒストリカル・ロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなちゃん
9
「こら、おてんば」ですって。普段使わない言葉ですが、このヒーローが言うとニヤニヤしてしまいました。年下の妻に振り回されて、ついつい何でも許してしまう甘くて頼りがいのあるヒーローは結構私のど真ん中。この作者さんの他の作品も読んでみようかしら。「こら、おてんば」うふふふ。2016/05/13
アン
8
ヒロインのチャリティが型破りで元気な女性でそこが可愛くて魅力的。 ちょっと考えなしな感じもあるけど、イライラするヒロインではなかったです。 デュア卿サイモンもそんな彼女にどんどん惹かれてメロメロに。 チャリティに振り回されてもそれが実は楽しいと感じてるサイモンもイイ感じです。サクッと読めちゃいました。 2015/03/30
rokoroko
6
再読・誰だっていいんだから、花嫁は私でもいいでしょ!と言うヒロイン。断捨離の最中だけど、捨て去ることを迷ってしまう。読後感も良い。2014/12/11
アネム
5
面白くて一気読み。 他の姉妹の話しはないのかしら。2017/04/09
ネフェルティア
5
読んでて楽しかった。チャリティがサイモンに自分と結婚してくれるように頼みに行く最初から面白かった。チャリティが純粋で天真爛漫で、型にはまらない行動をして問題を起こす事に対して、サイモンがそれを怒ったり迷惑に思わぬどころか楽しんでいて、一見チャリティに振り回されているけど、実はチャリティを手のひらで転がしてる度量の大きさといい、サイモンの男っぷりが良かった。チャリティの生き生きとした天真爛漫な姿が魅力的で、裸足の伯爵夫人というタイトルが本当にぴったりだった。2012/01/29