内容説明
映画・ドラマ化された衝撃のミリオンセラーがついに電子書籍化!人気タレント飯島愛が赤裸々に綴った自伝的エッセイ。映画・ドラマ化され大反響を呼んだ170万部突破のミリオンセラー。ついに電子書籍で登場!少しでも多くの愛を感じたかったSEX・・・家出・援交・AV出演・中絶など、人気タレント飯島愛が初めて自分と向き合った自伝的エッセイ。私は、寂しいときや悲しいとき、その想いを紙に吐き出す。誰にも見せられない、届かぬ思いをただ綴った。その時々の感情の破片(かけら)を。- 一度吐き出してしまえば、二度と読み返すことのなかったノートをひも解いてみたいと思った。それは彼の白いバスローブがきっかけだった。いつだって、「今日が愉しければいい」と逃げてきた私が、この瞬間(とき)、自分の内面を覗いてみたいと思うようになった。これまで書き散らかしてきたさまざまな想いを、ひとつひとつ拾い集めて紡いでみよう-- (プロローグより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
49
飯島愛さんが存命中に記した手記です。不思議な本でした。読んでいる最中は全く共感できませんでした、嫌悪感すら感じました。ところが読み終えた今は、飯島愛さんをリスペクトしています。なんとも不思議です。壮絶な人生をまるでバブルのように太く短く生き抜いた感があります。今となっては、安らかな眠りを祈るだけです。2019/03/23
記憶喪失した男
17
不良少女の自伝。口述筆記。女性心理の描写が最高にうまい。おれが思うのは、月300万円くらいのお金を一回くらいなら二十代の正社員の男なら出せると思うところだ。2017/10/28
ゆか
12
平々凡々な生活を送ってきた私には、壮絶すぎる人生だなぁ〜と。ここまででも充分壮絶な人生を送ってる著者が、この後更に壮絶な運命を辿るわけですが…。石川さんの死は、その後の著者の死に被ってしまい、何とも言えない気分に…。「人って、してあげたことは覚えてるくせに、してもらった事は忘れる」とありましたが納得。残念ながら石川さんにしてもらった事は、お金絡みばかりでしたが、明美との思い出はしてもらった優しい出来事も多く、その部分が唯一ホッとできるシーンでした。2015/02/12
有坂汀
10
元AV女優、タレントであり、2008年12月17日に謎の死を遂げた飯島愛さん。彼女の存在は海外でも有名で、かつて外国から来た同僚に「ねぇ、飯島愛ちゃんのAV観た?」などと聞かれたときの思い出してしまいました。ここに記されている飯島愛さんの半生は壮絶の一言で、幼いころからいい子でとおしていたタガがある時期に一気に外れ、親への反抗から家出をくりかえし、援助交際、さらにはAV出演と芸能界でタレントとなっていった彼女が自らの過去を赤裸々に綴ったもので初めて読んだときには相当衝撃を受けたことを今でも覚えております。2025/05/03
かなーな
10
色んな気持ちが自分と重なって、何度も涙が出た。痛々しくて、切ない。両親から受ける愛を、愛としてきちんと受け止められていたかどうかはかなり大きく人生の価値観を左右させると思う。共感できる本はそれだけ感情移入もし易く、心に響く。読んでよかった。2016/06/20
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