社員心得帖

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社員心得帖

  • 著者名:松下幸之助
  • 価格 ¥510(本体¥464)
  • PHP研究所(2011/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569575599
  • NDC分類:336.47

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内容説明

規模の大小を問わず、経営の全責任を負う社長を頂点に、企業は幾つかの部や課などの組織によって構成され、それはさらに社員一人ひとりによって構成されている。
企業の一員として、さらには部の一員、課の一員として組織に生きる社員には如何なる心がまえが必要なのか。
経験浅い新入社員から中堅、幹部社員まで、社員として働く喜びや生きがいをより豊かに味わい、自己の能力を高めるための心得を説く自己啓発書。
いま社員がなすべき事、考えるべき事とは。

厳しい企業環境のなか、いま社員の質が問われている。自らを高めるためになすべき事、考えるべき事とは? 体験豊かな著者が切々と説く。

五月に一挙に六冊文庫化された「心得帖シリーズ」の三作目である。本書はタイトルどおり、企業に身を置き、一社員として働くことの意義を、新入社員、中堅社員、幹部社員に向けて説いたものである。

▼しかし、読者の中には違和感を持つ人があるだろう。なぜなら、松下幸之助自身は、丁稚奉公と電灯会社に勤めたわずかな期間以外は、常に経営者として社員を遣ってきた立場の人物だからだ。

▼ところが本書で述べられている、それぞれに経験の異なる“社員としての心構え”の根底にあるのは、松下電器を大きくするための要求ではない。企業で働くことを通して、ビジネスマンとしての、いや人間としての幸せと成功を感得するには、こう考えたらいい、こういう生き方がよいということを説いているのである。

▼今、若者は働き甲斐を見出せず、中堅・幹部はリストラを恐れている。社員として働くとはどういうことか、いま一度、原点に返って考えてみるのに絶好の一冊である。

[第1章]新入社員の心得 
●運命と観ずる覚悟を 
●会社を信頼する 
●成功する秘訣 
●無理解な上司、先輩 
●会社の歴史を知る ほか 
[第2章]中堅社員の心得 
●社長、部長はお得意先 
●夢見るほどに愛する 
●知識にとらわれない 
●信頼される第一歩は 
●日ごろの訓練がものをいう ほか 
[第3章]幹部社員の心得 
●“部下が悪い”のか 
●“私の責任です” 
●プロの実力を養う 
●人を育てる要諦 
●部下のじゃまをしない ほか

目次

第1章 新入社員の心得(運命と観ずる覚悟を;会社を信頼する;成功する秘訣 ほか)
第2章 中堅社員の心得(社長、部長はお得意先;夢見るほどに愛する;知識にとらわれない ほか)
第3章 幹部社員の心得(“部下が悪い”のか;“私の責任です”;プロの実力を養う ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

北風

38
やはり、叱ってくれる人がいる有り難さは常に感謝しなきゃいけない。その当たり前に気づかせてくれる本です。2016/01/10

akira

28
記念館で購入した一冊。 転職時にちょうど縁があって訪れたのもしばらくぶり。家の本棚にふと目に入る。こういうのも「時」があるのかと思えたタイミングだった。 正直最近は仕事がしんどかった。なにかにすがるように開いたこの本では、染みる叱咤激励があった。知らず知らずのうちに後ろ向きになっていた心。腑に落ちて、自分の状態を再確認。腹を決めて、まずは立ち向かおう。失敗はあとから考えればいい。 「特に大切なのは心の持ち方」2020/11/24

aika

27
新社会人になってもうすぐ1ヶ月が経とうとし、毎日が精一杯の私にとって松下さんの言葉は、精神的なゆとりと厳しい覚悟をもたらしてくれるように感じました。仕事はまだまだ覚えたてで、うまくいったりいかなかったりで一喜一憂する日々ですが、自分が携わった目の前の仕事が誰かの役に、社会の役に立っていることを信じて、小さなことを疎かにせず、基礎を大切に一日一日を積み重ねていこうと決意できました。2015/04/28

kubottar

21
「今日はよく仕事したなあ」と、自分で自分を褒めることができるくらい精一杯集中して毎日仕事をすれば変わっていく。2017/09/09

たま

14
来年の春から社会人になるので、ちょっと先駆けて読んでみました。80年代に書かれた本ですが、現代にも通じることばかり。会社を取り巻く環境が変わっても、働く心意気や上司部下の関係において大切なことは変わらないのだなぁと思います。お給料以上の仕事をしなければならないということはアルバイトをするうえでも意識しているけれど、社会人になったらこれまで以上に責任ある立場でそう努めなければならないのだと、背筋が伸びる思い。2014/04/21

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