内容説明
幾多の苦難を乗り越えて、やっと穏やかな生活を手にした妖(あや)と十夜(とおや)。彼らが選んだのは、2人にとって特別な場所「八丈島」での暮らし。やがて、妖と十夜の愛の結晶“未来(みく)”が誕生。親子3人は幸せの絶頂にいた。しかし、マナをはずした十夜の身体は衰弱し始め…。その頃、アレクは1人、太平洋にある無人島の秘密研究所にいた。各臣(かがみ)から引き受けた天女の凍結受精卵を廃棄しようとしたが、手違いから天女の血を引く少女3人が誕生。必死に子育てをするアレクだが、出生の秘密を知りたがる少女達は“自分探し”のため、日本本土へと旅立つ。そこで3人が知ってしまう現実とは一体!? そして、妖達家族と彼女ら3人の接点とは?