光文社文庫 京都嵐山三船まつりの殺人 - 長編推理小説

著者名：和久峻三

光文社（2014/01発売）

• ISBN：9784334731250
• NDC分類：913.6

内容説明

新緑の京都。三船祭を見物する弁護士・藤波清香が殺人事件に遭遇！　殺された男の手から、一見平凡な扇が盗まれた。容疑者・枡本光雄の弁護を引き受けた清香は、二カ月前、芸能プロ社長・華岡が殺された事件を知る。なんと、その現場から唯一消えたのも扇だった。牡丹の絵柄の扇が事件の鍵を握る！？──芸者の修業をつんだ異色弁護士の手腕が冴える！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なつき]

芸者弁護士・藤波清香シリーズ。三船祭りで流されるはずの扇を手渡された青年が殺され、清香の恋人の知人が逮捕される。弁護を引き受けた清香だが三本の扇を狙う犯人は清香の息子を誘拐して…。良くも悪くも二時間サスペンス的という感じ。読んでいてすごく面白いというわけではないが、ドラマの映像として思い浮かべながら読める。

2015/05/26

[今多靖子]

また斜め読み。前読んだ作品よりはがまんできた。私には合わない。

2024/08/02