内容説明
この本を手に取ったあなたのお子さんは、「言うことをきく子」でしょうか、それとも「きかない子」でしょうか?どちらかというと、日本では幼児は幼児なりに、小学生は小学生なりに、「言うことをきかない子」が多いような気がします。「パパが帰ってくるまで起きている!」と、いつまでも寝ようとしない幼児。無理に寝かせようとすると大泣き。「ゲームばっかりやっていて!」と叱っても、「もう少し、もう少し」とテレビゲームにしがみついている小学生。こんなところから始まって、子どもが「言うことをきかない」場面はだんだん広がっていきます。東京都の生活文化局の調査によると、都の中学生の約二六パーセントが、夜になっても盛り場やゲームセンターで遊び回っているとのこと。親たちがそれを認めているとは思いませんが、もはや中学生のわが子に「言うことをきかせる」すべもなくなっているのでしょう。自分の子が「言うことをきかなくなってもいいや」と思って育ててきた親があるとは思えません。なのにどうしてそれほど多くの子どもたちが、「言うことをきかなくなって」しまうのでしょう。しかもその子たちの大半は、きちんとした生活習慣が身についていない子どもたちです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
0
★☆☆☆☆。保育園貸出本。経験等をもとに書いてあるようだが、一部納得いかないところもあった。具体例も悪い例を挙げ、このようなやり方はダメだ、と訴えるも、良い例を挙げてないところも多々あり、あまり参考にならず。2011/10/12
inaryoXD11
0
今、言うことをきくいい子であっても、育て方によってどうなるか、思春期にしっぺ返しが来るのか、しっかりしたプランを持って子どもへの接し方を決め、貫く必要がある。 親と子、それぞれの特性もあるので、答えは一つではないと思うので、いろんな可能性を考えたい。 母親にまかせた状態になっているので、現状うまく行っているのか心配に思った。うまくフォローできるよう、この本での様々な例を参考にしたいと思う。2018/04/13